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声と重心と精神状態の三角関係

こんにちは。カナデラボの泉です。

今回は、重心と精神状態の関係性、そしてそれらが声に与える影響について話したいと思います。

 

自信のない声

 

声とは本当に素直なもので、良くも悪くもその時の精神状態が印象として表に出ます。

例えば何かを失敗した時や自信がない時、又は少し威圧感のある方と接する時などは、家族や友人と話す様ないつもの落ち着いたトーンの声ではなく、声質が変わってしまう傾向があります。

そんな時はややトーンの上がった、少しか細いと言うか、弱々しい感じの声になってしまう印象はありませんか?

それらのシチュエーションでは自信を失っている状態なので当然と言えますが、身体には何が起きてるのでしょうか?

 

重心を認識する

 

いつもの声を維持出来ない状態。その大きな原因の1つは「重心が上がってる」事によるものです。スポーツで重心が大切なのは常識ですが、歌う時や話す時、日常生活でも全く同じ事が言えます。

重心が上がると言っても、その性質上、分かるような分からないような、何だかすぐにピンと来ない方も多いのではないでしょうか。重心とはどの様なものなのでしょう。

例えばびっくりした時、反射的に肩が上がったりすくめたりしてしまいませんか?

これは本能的に頭を守る動作に繋がると思いますが、その状態の時、重心は鳩尾(みぞおち)の辺りまで上がっています。

その状態から今度は意識的に肩の力を抜き、肩が自然に落ちて来るのを感じます。さらに気持ちを落ち着かせてみると、その鳩尾辺りに溜まってるものが、スーッとお腹の方へ落ちて行くのがお分かりでしょうか?

それが重心の実体です。

これはほぼ感覚的な事なので、最初はそのイメージを持つだけでも違います。

精神的な角度から見ると、落ち着きや堂々とした感じのイメージです。

 

重心をコントロールする

 

先程とシチュエーションは違いますが、緊張して声が震えたり裏返ったりする時も、又、丁寧に話そうと声質を変える時にも重心は上がり、さらには肺呼吸の状態になっています。

ちなみに緊張する事を一般的に「上がる」と言いますが、何が上がるのでしょうか?

血がのぼると言うのもあるでしょうが、僕は重心が上がると言う解釈も出来るのではと思っています。

「膝がガクガクする」という状態はまさに重心の問題でもあります。

今までの話を踏まえた上で、堂々としている人と自信がなさそうな人の違いをイメージしてみると、重心の置き方でも印象が変わるのが分かると思います。

もちろん大前提として説得力は積み重ねから来るものですし、内容が重要ですが、何かを伝える時にいつもの実力を発揮すると言う点では、この「重心をコントロールする技術」は何かの助けになってくれるのではないでしょうか。

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