こんにちは!
府中ギター・ウクレレ・ベース・ボーカル教室のgt/uk講師 藤木エイジです!
4/27のエリッククラプトンの追加公演を観に日本武道館へ行ってきましたよ!

思えば…ビートルズから始まり音楽にハマる中でエリッククラプトンを知った事がギターにのめり込むキッカケでした!初期ロック黎明期の面々のエモい逸話など!中学生〜高校時代はずっと夢の中でしたね。
そんな夢を見せてくれていた1人、エリッククラプトンももう80歳なんですね!ビックリ!
自分は今回が2度目。やはりコロナ前と比べると体力的にも多少キツそうな感じではあったかと思います!
セットリスト的にクリーム時代からの自身の系譜を辿るような選曲で、半数以上がブルース曲でしたね!逆にそこにクラプトンの最大の功績を改めて感じる事が出来ました。
レッスンでもよくやりますが…エレキギターの金字塔🎸クリームの「クロスロード」ですが、原曲はロバートジョンソンです!ロバートとエリックのクロスロードを聴き比べると…これ本当に同じ曲?と言うくらい別モノです!笑
自分が中学生当時も頭の中が ? でした!
そんな原曲の”?“感をビートルズとは真逆の大衆的ロックとして誰が聞いてもアガれるスタイルを提示したのがクラプトンでした!
自分が個人的に好きなのはデレク&ザ・ドミノスとブラインドフェイス期です。その後、彼はチェンジザ・ワールドなど…ポップス路線に行きましたがやはりクラプトンのオリジナリティーはデレク期とブラインドフェイス期が一番イイですね!一番エモい!
今後、80歳で現役ロックアーティストは沢山出てくる時代なのかも知れませんが…
エリッククラプトンが唯一無二である所以は「ほぼ純ブルース曲で日本武道館を数日間も満員に出来るアーティスト」であると言う事だと思います!
このご時世、音楽のジャンルも多様化し、ともすると退屈に成りかねない“ブルース”と言うスタイルでそれが出来る最初で最後のアーティストだと思いますね!
よく比較されるジェフベックはエリッククラプトンとは逆に大衆的では無かったが新しいチャレンジを常に模索していたアーティストでした。
エリックの場合は(今回の選曲もそうですが…)同じ事を90年以降からやり続けている…いわば伝統芸能的な立ち位置なのかと。その意味ではもう若く無いんだなと思います。自分が作った伝統芸能を守り続けるツラさも有るだろうな…と。
ある意味ギター界の天皇であり続ける辛さを抱えて80歳迄演奏している彼の生き様が”ブルース“なのかも知れない…
