こんにちは。カナデラボの泉です。
今回は一見当たり前のような話を、改めて掘り下げてみようと思います。
モチベーションや好奇心に作用するもの
子供の頃から含めると、何かを忘れてしまうくらい一つの事に熱中してしまった経験が一度はあると思います。そして大人になってからもそんな経験ができるのは幸せな事だと言えます。
でも何かに「熱中する」ことはそうそう意図してできる事ではありません。何かを努力する事さえモチベーションが必要です。
逆に打ち込む事がなくて悲観的になってしまうと言うこともあります。
モチベーションや好奇心などは何処から生まれるのでしょうか?
その一つの要素として脳内麻薬の影響が挙げられます。麻薬と言う言葉はイメージが悪いですが、捕まる方の話ではないのでご安心ください笑
皆さんも聞いた事があると思いますが、アドレナリン、ドーパミン、エンドルフィンなどが有名です。それらの物質の細かい話は専門家の方にお任せするとして(逃げた⁈笑)、ここではどうしたらそれらを使う事ができるか、その方法について話したいと思います。
人を動かす原動力
答えはすごく簡単。好きな事をしたり、美味しいものを食べる事です!
…当たり前ですよね。。誰でも知っている事です。でもこれは精神論ではなく、科学的にも言える様なんです。
脳は、精神的に不快な時には心身を停滞させる物質を、快適な時には活性化させる物質を分泌させます。
例えば何か好きな事をして脳内でドーパミンなどが分泌されたとします。ドーパミンなどは快感や覚醒などを誘発させるものなので、簡単に言うと、それによって前向きでクリエイティブな感情を引き起こしてくれると言う訳です。
余談ですが、作家のヘルマン・ヘッセは「熟成するほど脳は若返る」と言っています。
これは完全に僕の主観ですが、80歳くらいの時の彼の写真を見た時、彼の目がとてもみずみずしいと言うか、精気に満ちている様な、とても生き生きしている印象を受けました。一言で言うと「覚醒している」と言う感じです。医学的に細胞が衰えるのは事実として、脳内麻薬によって活性化される部分もあるのではないかと思います。
話を戻すと、人の行動やその原動力は好き嫌いに依るところが大きいと思います。
例えば海が好きな人は、どんなに忙しくても海に行く事によって癒されます。
逆に嫌いな人は、たとえ暇だったとしても海に行く事が大変に感じるでしょう。疲れさえ感じるかも知れません。
心の動きを把握する
プライベートは勿論のこと、仕事でも2つの選択肢が似た条件なら、より自分の好みの方を選ぶと思います。
その自然な心の変化を有効に使うことはとても合理的な事ではないでしょうか。
好きな事をする(美味しいものを食べる) → リフレッシュする → モチベーションが上がる → 仕事や勉強がうまく行く → 充実する → 好きな事をする → この永続ループ
勿論これはメチャメチャ楽観的です笑
こんなにシンプルだったらある意味理想ですが、でもこれに近い事は果たして不可能でしょうか。
規模は関係ありません。自分に実現可能なループを作る事で、そしてそれがループする度に、少しずつでも理想の形に近づいて行けるような気がします。
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